皆さまこんにちは、まろです。
本日はタイでの教育について考えてみましたので、私の考えを紹介します。
日本でしたら、中学までは公立、高校・大学は子どものやりたいこと次第で公立、私立を決めさせようと私は考えています。
しかしながら、タイでの教育に関しては日本よりも選択肢が多く、子どもがいらっしゃる方は一度は進学先について考えたことがあるのではないでしょうか。
タイ人は教育熱心の方も多く、有名な現地の学校ともなると事前に面談、予約が必要となります。
私も息子が0歳の時に幼稚園を見学に行きましたが、入園は3年後にも関わらず、7クラスのうち5クラスは既に埋まっており、驚いたのを覚えております。
ここからは現地採用で働いていた私が考えていた息子の教育の方向性についてまとめていきます。
(実際には叶わずでしたが、、、)
日本人として育てる場合
日系幼稚園(インターナショナル)
インターナショナルスクールと併設されていることが多いです。
日本の行事を取り入れた教育、外国の文化にも触れることができるのが魅力になると思います。
立地はスクンビット通りのアソーク駅からトンロー駅までに多い印象となります。
学費等に関しては月額2万バーツから3万バーツ程度に収まります。
日本人学校(小学校・中学校)
タイにはバンコク日本人学校とシラチャ日本人学校があります。
日本からの赴任の先生たちが多く、偶然にも私の母校の先生もいらっしゃいました。まさかアソークで10何年振りに会うとは思っておらず驚きました(笑)
教育に関しても日本の文部科学省が定める「学習指導要領」に準じて教育過程を組んでいるため、タイにいながら日本と同じ教育を受けることができます。
いずれ日本へ帰国する可能性がある場合は、高校受験もあるので、日本人学校で学ぶのが最善かと思います。
中学生の生徒が私の会社に職場体験に来たことがあります。
その生徒は物心ついた頃に父親の仕事の関係でバンコクに住んでいるそうで、もう10年以上になるとのことでした。
しかしながら、タイ語、英語はあいさつ程度しか話せないようで、必要性もあまり感じていませんでした。
日本人として育てられているので良いとは思いますが、せっかくタイに住んでいるのに、勿体無いなと個人的には感じました。
日本で下宿または実家(高校)
私たちはは日本へ帰国する予定がないため、息子のみ日本の高校に進学となります。
公立なら下宿、私立なら学生寮になるかと多います。
学費以外にも日本での一人暮らしとなるので、月額10万円程度で準備する必要が出てきます。
高校によっては日本の実家から高校に進学する方法もあります。
タイ人の中流家庭のように育てる場合
現地の私立幼稚園
有名な幼稚園となると、予約が必須となりますので、行きたい幼稚園が決まっている場合はすぐに見学に行く必要があります。
タイの中流家庭以上ですと日本以上に教育熱心なため、幼稚園から競争が始まります。
有名な幼稚園とは、その後の小学校受験に力を入れており、実績がある幼稚園ということになります。
有名な幼稚園に通う子どもは国立の小学校に通うことを目指します。
また、EP(イングリッシュプログラム)というコースも用意されていることが多く、こちらは国立の小学校ではなく、インターナショナルスクールを目指す子ども向けになります。
立地に関しても国立の小学校に比較的近いバンコク郊外にあることが多いです。
学費に関しては、
国立の小学校を目指すコースは月額1万バーツから2万バーツ程度、
EPのコースは月額1万5千バーツから2万5千バーツ程度になります。
私の場合は国立の小学校を目指すコースを予約し、予約金も払いましたが、結局は通うことなく日本へ帰国してしまいました。可能であれば通わせたかったです。(ちなみに下記の学校です。)
Sangsom Kindergarden
国立の学校(エスカレーターで小学校から大学まで)
私が進学させたかった国立の学校は小学校から大学までエスカレーターで進学ができます。
その都度試験があり合格する必要はあるようです。
また、国立の学校では特に英語教育にも力を入れているようで、本人次第ではありますが、ビジネスで使える英語まで身につけることができるようです。
学費も私立に比べて格安ではありますが、寄付金という名目で数十万バーツを払う方が多いです。
また、育ちがある程度しっかりとした子どもが多いため、タイで良くある学生同士の抗争は聞きません。
日本の昭和時代のようにタイでは先生は尊敬される存在のため、先生に逆らえないという雰囲気があります。
しかしながら、国立の学校では、子どもの親が権力者・資産家という家庭も多く、時には学級崩壊のようなことがあるようです。
※実際に国立学校に通っていた同僚の情報、知り合いに国立学校で働いていた先生がおり、その方の情報です。
小学校受験に落ちてしまった場合
小学校受験に落ちてしまった場合は、エスカレーターで小学校にいくことができます。
小学校ではEP(イングリッシュプログラム)に通わせ、中高一貫教育の私立の学校に進学させます。
ちなみに中高一貫教育の学校は下記で、タイ人の中ではかなり有名な学校となります。
Samsen wittayalai
まとめ
私が予定していた息子の進学先、方向性に関しては【タイ人の中流家庭】となります。
日本人学校よりも学費は安く見えますが、実際はタイ現地の学校に関しては寄付金という名目で費用がかかります。
しかしながら、タイの場合は学費、寄付金を安く抑えることはできますが、そのような学校は言い方は悪くなってしまいますが、育ちのあまり良くない子どもが多く、環境が悪くなってしまう可能性があります。
事前に調べることが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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